展覧会
やなせたかしも熱狂した 椛島勝一と「正チャンの冒険」展
2021.11.18

 

大正時代から昭和時代中期にかけて活躍した椛島勝一(かばしまかついち、1888-1965)は、少年雑誌『少年倶楽部』(講談社)で精緻で迫真的な描写のペン画を描き、少年少女たちを熱狂させた挿絵画家です。一方で、日本で最初期の吹き出し漫画『正(しょう)チャンの冒険』を1923年より手がけており、主人公「正チャン」がかぶっていた毛糸の帽子は「正チャン帽」として商品化され一世を風靡しました。

アンパンマンの作者として知られるやなせたかし(1919-2013)は少年時代に『少年倶楽部』を愛読し、アンパンマンの中には『正チャンの冒険』の影響があると述べています。 本展覧会では日本漫画史の重要作品である『正チャンの冒険』や『少年倶楽部』時代の挿絵原画など、椛島勝一の作品をご紹介します。

 

【ぬりえ ワークショップ】

椛島勝一の描いた漫画『正チャンの冒険』、船や動物の絵をぬりえで楽しみましょう。子どもから大人まで、どなたでもご参加いただけます。(参加費無料。当日随時受付)

2021年12月18日(土)~2022年2月27日(日) 各日10:00~15:00(休館日を除く)

 

 

 

 

 

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