『ガンバリルおじさんとホオちゃん』(小学館、2008年)
詩とメルヘンの世界PartⅡでは、『ガンバリルおじさんとホオちゃん』(小学館、2008年)を中心としてやなせたかしの詩とメルヘンの世界をご紹介します。
月刊『キンダーおはなしえほん』に登場した、困っている人や動物がいたらほうっておけない心優しい「ガンバリルおじさん」シリーズの中から、『ガンバリルおじさんとぎんいろまん』(フレーベル館、2001年)、『ガンバリルおじさんとホオちゃん』をご紹介します。会期中の10月13日(日)はやなせたかし名誉館長の命日となります。やなせと妻・暢さんの眠る「やなせたかし朴ノ木公園」には『ガンバリルおじさんとホオちゃん』のテーマでもあるホオノキが植樹されています。やなせのふるさとへの想いが込められた心温まる物語にご注目ください。
そのほかにも、2000年以降に出版された詩集から米寿を迎えて出版された『人生いつしかたそがれて わずかに残るうすあかり』(白泉社、2007年)、90歳を記念して出版された『たそがれ詩集』(かまくら春秋社、2009年)や、一日のルーティンを描いた「やなせうさぎの日常」、やなせのライフワークであった月刊『詩とメルヘン』をご紹介します。
詩とメルヘンの世界 partⅡ
【会期】2024年10月2日(水)~11月4日(月)
【会場】 詩とメルヘン絵本館
【開館時間】 9:30~17:00(最終入館16:30)
【休館日】 毎週火曜
【入館料】一般450円/中高生200円/小人100円 ※アンパンマンミュージアムとの共通券あり